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グレン・グールド発言集 新装版

出版社名 みすず書房
出版年月 2017年12月
ISBNコード 978-4-622-08657-4
4-622-08657-3
税込価格 7,040円
頁数・縦 403,54P 22cm
シリーズ名 グレン・グールド発言集

商品内容

要旨

『グレン・グールド著作集』『グレン・グールド書簡集』につづいて、入手困難なインタヴュー、テレビ・ラジオ番組のための台本、未完・未定稿のまま残されたテキストなど、46編を収録。バッハ、ベートーヴェン、ブルックナーなどの作曲家論、リヒテル、ワイセンベルク、ビル・エヴァンズなどのピアニスト論から、「創造プロセスにおける贋造と模倣の問題」「電子時代の音楽論」や、マクルーハンとの対話「メディアとメッセージ」まで。日本語版は、遺稿「私にとって録音プロセスとは何を意味するか」を独自に加え、文献目録・註を増補、貴重な写真資料も入った決定版。

目次

前奏曲
インタヴュー
敬愛する音楽家たち
バッハ父子、ベートーヴェン、ブルックナー
ギボンズからサッリネンまで
芸術とメディア
駆け足の回顧
いくつかの共演
バッハからシェーンベルクへ
終曲

著者紹介

ロバーツ,ジョン・P.L. (ロバーツ,ジョンP.L.)   Roberts,John P.L.
John Peter Lee Roberts。1930年シドニー生まれ。同地の音楽院でピアノを学ぶ。55年カナダに渡り、CBCウィニベグの音楽プロデューサーとなる。57年CBCトロントに移り、ラジオ番組を担当。65年国内番組の責任者、71年音楽・ヴァラエティ番組の最高責任者などを経て、83年オタワCBC本部の顧問。カナダ音楽評議会会長、国際音楽評議会会長、グレン・グールド財団初代代表、カルガリー大学芸術学部学部長、マクギル大学研究員などを歴任。アドミニストレイターとしてカナダ音楽界と放送番組の振興に貢献。96年カナダ勲章(オフィサー)
宮澤 淳一 (ミヤザワ ジュンイチ)  
1963年群馬県生まれ。86年青山学院大学国際政治経済学部(国際政治学)卒業、88年早稲田大学第一文学部(露文)卒業。早稲田大学大学院文学研究科修士課程修了、博士課程単位取得。早稲田大学文学部助手、同講師、トロント大学客員教授等を経て、青山学院大学総合文化政策学部教授。著書により博士(学術、東京大学、2007年)。文学研究・音楽学・メディア論・文献表記法。カナダ研究・ロシア研究。第1回グレン・グールド財団栄誉賞(99年)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)