翻訳理論の探求 新装版
出版社名 | みすず書房 |
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出版年月 | 2020年10月 |
ISBNコード |
978-4-622-08971-1
(4-622-08971-8) |
税込価格 | 6,380円 |
頁数・縦 | 311P 21cm |
シリーズ名 | 翻訳理論の探求 |
商品内容
要旨 |
本書は、西洋の翻訳理論を土台とし、言語学的アプローチに基づく古典的な翻訳理論群から、文化翻訳を含む最近のモデルまで翻訳理論の展開を考察している。焦点になるのは、等価、機能主義、記述的翻訳研究、翻訳の不確定性、ローカリゼーション、文化翻訳といった中核的パラダイムおよびその関連理論である。ポストモダン・カルチュラルスタディーズや社会学のモデルとして翻訳を扱うアプローチにも触れ、従来の翻訳の概念を超えた取り組みが紹介されている。各理論の系譜や繋がり、パラダイム間の相違点、また、各パラダイムに対する批判あるいは擁護が明確に提示され、各章末の課題によって、翻訳事象に対する読者自身の問題意識を喚起しようとしている。著者の翻訳学への情熱と健全な批判精神がみなぎる一書である。 |
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目次 |
第1章 翻訳理論とは何か |