世界を変えた14の密約
文春文庫 ヘ9−1
出版社名 | 文藝春秋 |
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出版年月 | 2021年6月 |
ISBNコード |
978-4-16-791715-9
(4-16-791715-7) |
税込価格 | 1,320円 |
頁数・縦 | 552P 16cm |
商品内容
要旨 |
いま我々をとりまく世界は偶然の産物ではなく、一握りの富豪たちのある意図のもと成るべくしてなった姿だ。電子マネーが人を借金漬けにし、低脂肪食品が肥満を増やし、車やiPhoneのアップグレードは際限なく続く。人間がロボットの仕事を奪い合う日も近い。14の観点から世界の過去現在未来を描く恐るべき書。 |
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目次 |
現金の消滅 |
出版社・メーカーコメント
私たちの過去、現在、そして未来はすべて企業が決めていた!イギリスを代表するジャーナリストが世界のタブーを徹底追及。英BBCが番組化し大反響!日本では単行本刊行当時、「林先生の初耳学」(TBS系)で紹介され、話題になった書の文庫化。【現金の消滅】 1998年、スタンフォード大学。のちのペイパル創業者達が出会い、始まった。【熾烈な格差】 2009年、中間層消滅を予言した銀行家。富裕層OR貧困層ビジネスへと舵が切られた。【ダイエット基準】 ダイエット関連業界の儲けのために、BMIを27から25に引き下げ、肥満人口を増やす。【買い替え強制の罠】 1932年、電球の寿命が6カ月に決められる。アップル製品のバッテリー問題も。【フェイクニュースの氾濫】 1981年、マードックとサッチャーが取引。有名メディアが買い取られる。ほかにも、【投機リスク】【租税回避のカラクリ】【薬漬け】【改革されない働き方】【新自由主義の誕生】【企業の政府支配】【AIに酷使される未来】【知性の取引】【21世紀のインフラ】にまつわる密約など。文庫解説:佐藤優