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偽恋愛小説家、最後の嘘

出版社名 朝日新聞出版
出版年月 2021年10月
ISBNコード 978-4-02-251795-1
4-02-251795-6
税込価格 1,870円
頁数・縦 283P 19cm

商品内容

要旨

『雪の女王』に隠された本当の物語を知っていますか?作家と編集者―「最高傑作」が招いた殺意と悲劇。童話にも事件にも、知られざる“真実”がある。夢宮と月子の関係にも決着が?恋愛ミステリ堂々完結!?

出版社・メーカーコメント

編集者・月子は担当の恋愛小説家・夢宮宇多との恋と仕事に悩んでいた。そんな折、恋愛小説のベストセラー作家・星寛人が自宅マンションの屋上で死体となって発見される。しかも、死亡推定時刻に屋上は施錠されているという密室状態で、真夏であるにもかかわらず死因は凍死だという。犯人はどうやって星を殺害したのか? ネットでは「犯人は雪の女王」との噂が囁かれる一方で、SNSには彼が期せずして「最高傑作」と言い残した新作短編の一部が連投される謎の現象も発生する。星の内縁の妻・長崎愛璃と月子の友人・浜岡有希が意味深な会話をしている現場を目撃し、彼女らが共犯者である可能性を疑う月子に、夢宮からメールが届く。〈雪の女王の正体はわかったかな?〉――殺人事件の犯人は誰なのか? 「最高傑作」とされる短編の本当の作者は誰なのか?「アナと雪の女王」のベースとなったアンデルセンの「雪の女王」の読み解きから、夢宮は真の犯人を突き止めていく。

著者紹介

森 晶麿 (モリ アキマロ)  
1979年静岡県生まれ。2011年に第1回アガサ・クリスティー賞を受賞した『黒猫の遊歩あるいは美学講義』に始まる「黒猫シリーズ」(早川書房)など著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)