
パウル・ツェラン全詩集 1
出版社名 | 青土社 |
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出版年月 | 1992年5月 |
ISBNコード |
978-4-7917-9081-4
(4-7917-9081-2) |
税込価格 | 7,262円 |
頁数・縦 | 487P 20cm |
シリーズ名 | パウル・ツェラン全詩集 |
商品内容
文学賞情報 |
1992年
第29回
日本翻訳文化賞受賞 |
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要旨 |
象徴主義やシュルレアリスムの流れに立ち、ユダヤ人としてナチズムの惨禍、スターリニズムの傷痕を心の奥深くに宿しながら、現代詩人の命運を生き、自死した、パウル・ツェラン、本邦初の個人完訳全詩集。 |
目次 |
罌粟と記憶 |
おすすめコメント
戦後最高峰の詩人、自殺したユダヤ詩人の全詩集。生と言葉の極点にふれるまばゆい閃光がある…。収容所体験の記憶。繁茂する暗い想念。狂気。生の破片。灰…。粉々に書きとめられる、悲痛な凝視。生臭いまでの奇矯で繊細な映像。硬質な切開。―読む者を、〈生〉の針先におく、いたたまれない棘と傷口がある。