• 本

大阪学

新潮文庫

出版社名 新潮社
出版年月 1997年1月
ISBNコード 978-4-10-138221-0
4-10-138221-2
税込価格 440円
頁数・縦 228P 16cm
シリーズ名 大阪学

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 大阪人大好き!

    私が通っていた某大学の授業で使われた本で、大阪人の性格、特徴について書かれた非常に興味深い一冊です。大阪人の交通マナーのわるさ。せっかちさが赤裸々に綴られています。例えば、エスカレーターは歩くものか否か。大阪人(関西人)ならたいていの人が止まっている人にイライラすることでしょう。そして、大阪人はみんな自分が大阪人であることを誇りに思い、東京人め!という人が多いのでは?日常会話が常にボケとツッコミ。派手好きで非社会的な大阪人について、あなたも勉強してみてはいかがですか?ちなみにその授業は大盛況で、いねむりしている学生は一人もいませんでした。 (笑)

    (2004年9月27日)

商品内容

要旨

不法駐車で道を塞ぎ、日常会話がすでにボケとツッコミ。うどんの美学を熱く語り、商売上手。ド派手な恰好して、とりあえず値切り、合理的で、非社会的。マクド?レイコー?全国に跋扈する大阪人の感覚って一体?習慣、言葉、歴史、文学等、様々な角度から謎に満ちた不思議の都市、大阪を知的に愉快に明解に読み解く。出張のお供に、転勤転校のバイブルに、一冊どないでっか。

目次

第1章 不法駐車―街へ出よう
第2章 お笑い―吉本興業
第3章 きつねうどん―食い倒れ
第4章 スーパー―ダイエーと阪急
第5章 好っきゃねん―大阪弁
第6章 古代ベイエリア―大阪の位置
第7章 中世の近代人―楠木正成
第8章 都市の誕生―蓮如、信長、秀吉
第9章 大阪人写実―西鶴と秋成
第10章 実証と自由と―町人の学問
第11章 東京が何んや―近代文学の系譜
第12章 キタとミナミ―二つの大阪