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「日米関係」とは何だったのか 占領期から冷戦終結後まで

出版社名 草思社
出版年月 2004年7月
ISBNコード 978-4-7942-1322-8
4-7942-1322-0
税込価格 3,520円
頁数・縦 533P 20cm

商品内容

要旨

1945年の敗戦から占領期を経て52年に主権を回復し、その後目覚ましい経済成長を遂げた日本の現代史はまた、アメリカとの関係の歴史でもあった。詳細な史料を駆使して、主にアメリカ側の視点から冷戦終結後までの日米関係を検証したのが本書である。戦後の冷戦構造下で共産勢力が拡大する東アジアに位置する「同盟国」日本は、アメリカにとってどんな意味を持っていたのか。敗戦で疲弊し生存のための経済復興に必死の日本にとってアメリカの存在とは何だったのか。さらにそこに軍事的脅威であり巨大市場でもある中国が影響わ及ぼしていく様が生き生きと描かれる。従来の日米関係の見方を大きく変える画期的著作であり、両国間の問題を考えるうえでの最重要図書である。

目次

日米関係の変容
敵国から同盟国へ―一九四五〜五〇年
朝鮮戦争と対日講和―一九五〇〜五二年
日米経済協力―一九五〇〜五三年
占領の残映下で―一九五二〜五五年
中国と日本―一九五二〜六〇年
東南アジア・ドミノと日米貿易―一九五三〜六〇年
日米の政治的関係―一九五四〜五八年
安全保障条約改定をめぐって―一九五七〜六〇年
日米安保の危機―一九六〇年
ケネディ・ライシャワー路線―一九六一〜六三年
アメリカ、日本、そしてヴェトナム戦争―一九六四〜六八年
ニクソン・ショックと日米関係の変容―一九六九〜七四年
変えられた国―冷戦から新世界体制へ

出版社
商品紹介

1945年以降の日米間の歴史的経緯を詳細に追いかけ、主に米国側の視点で両国の関係を検証する。従来の見方を大きく変える画期作。

著者紹介

シャラー,マイケル (シャラー,マイケル)   Schaller,Michael
歴史学者。アリゾナ大学教授
市川 洋一 (イチカワ ヨウイチ)  
1925年生まれ。1947年、京都大学法学部卒。東洋レーヨンを経て東レ・エージェンシーを1985年に退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)