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ヒトの分子遺伝学

第3版

出版社名 メディカル・サイエンス・インターナショナル
出版年月 2005年10月
ISBNコード 978-4-89592-424-5
4-89592-424-6
税込価格 12,100円
頁数・縦 789P 28cm
シリーズ名 ヒトの分子遺伝学

商品内容

要旨

医学における分子遺伝学の重要性は今さらいうまでもないが、特に今世紀初頭における「ヒトゲノムプロジェクト」の達成(全塩基配列の決定)によって、それは飛躍的に増大した。今やヒトゲノムのどの地点(位置)の塩基配列も、コンピュータ上に見ることができる。しかし、ヒトの遺伝子のすべてがわかったわけではなく、その構造や機能はこれからの解析に待たねばならないが、これらの解析も急速に進みつつあり、そのほとんどが明らかにされる日も遠い未来のことではない。ヒトの疾病と遺伝子との関係も、今までとは比較にならないスピードで明らかにされつつある。それらがどのように解析されて、明らかにされるのかが、本書に詳しく、かつわかりやすく述べられている。

目次

1 DNAと細胞の基礎(DNAの構造と遺伝子発現
染色体の構造と機能
細胞と発生)
2 ヒトゲノムと他の生物のゲノム(ゲノムプロジェクトとモデル生物
ヒトゲノムの構成
ヒト遺伝子の発現
ヒトゲノムの不安定性:突然変異とDNA修復
生命の進化系統樹におけるヒトの位置)
3 疾患遺伝子と突然変異のマッピングと同定(メンデル遺伝形質の遺伝的マッピング
ヒト疾患遺伝子の同定
複雑な疾患の遺伝的マッピングと同定)
4 新しい地平―21世紀に向けて(ゲノムプロジェクトの次にあるもの:機能ゲノム学、プロテオミクス、バイオインフォマティクス
細胞と動物個体の遺伝子操作
疾患の新しい治療法)