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美術とジェンダー 2

交差する視線

美術とジェンダー   2

  • 鈴木 杜幾子 他編著 馬渕 明子 他編著
  • 鈴木杜幾子/編著 馬淵明子/編著 池田忍/編著 金惠信/編著 稲本万里子/著 亀井若菜/著 仲町啓子/著 児島薫/著 宮崎法子/著 姜太姫/著 吉城寺尚子/著 荒川裕子/著 天野知香/著 大原まゆみ/著 千葉慶/著 林有維/著
出版社名 ブリュッケ
出版年月 2005年11月
ISBNコード 978-4-434-07049-5
4-434-07049-5
税込価格 4,400円
頁数・縦 413P 22cm
シリーズ名 美術とジェンダー

商品内容

要旨

『美術とジェンダー』から8年。再び日本・東洋・西洋美術史研究者14名による大論集。

目次

美術言説のオルタナティヴを求めて―序にかえて
家族の情景―「伴大納言絵巻」に描かれた妻の役割
女性表象から見えてくる男たちの関係―狩野元信筆「酒伝童子絵巻」解釈の新たな試み
浮世絵を語る現在―日本近代における浮世絵研究の黎明
着物の女性像に見る近代日本のアイデンティティ
中国における女性表現―宮中図を中心に
妓生―「解語花」の表象
How do you wear your body?―イ・ブルの身体拵え
イエスの地上の父―整ヨセフのイメージに関する一考察
「崇高」の美学をめぐる一考察―イギリス風景画におけるジェンダーの所在
描かれた農婦―一九世紀フランスの農民画における主題をめぐって
“アール・デコ”と他者の身体
兵士・画家・父―オットー・ディクスの「男性的」自己表象
「日本美術」と方法としてのジェンダー―千野香織さんの仕事への応答

著者紹介

鈴木 杜幾子 (スズキ トキコ)  
明治学院大学教授。専攻=西洋近代美術史
馬渕 明子 (マブチ アキコ)  
日本女子大学教授。専攻=西洋近代美術史
池田 忍 (イケダ シノブ)  
千葉大学助教授。専攻=日本美術史
金 惠信 (キム ヘシン)  
学習院大学非常勤講師、国際日本文化研究センター客員助教授。専攻=美術史、表象文化論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)