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翼との対話

出版社名 文芸社
出版年月 2007年1月
ISBNコード 978-4-286-02274-1
4-286-02274-9
税込価格 1,540円
頁数・縦 237P 19cm

商品内容

要旨

地上の愛は冷める時もある。しかし飛行の陶酔は醒めることがない―。飛行機を愛してやまず、空に一生を捧げた男の遺したロマン溢れるエッセイ集。

目次

翼との対話(夜のない真夏の北極圏を飛ぶ日航四〇一便
南国の雲の間を縫う日航四五一便
月と星の中の日航四六一便
虹と青い地中海上を飛ぶ日航四五一便 ほか)
世界の街と人々と(誇りとしぶとさの英人気質
「芸術の香りただようあこがれの都」
運河と旅情の街アムステルダム)
お召機は秋晴れを飛ぶ
横井庄一氏の洞窟探訪記グアム島

出版社・メーカーコメント

大正10年、福岡市に生まれた大岡徹夫は長年日本航空に勤務したが、昭和52年、不慮の飛行機事故で亡くなる。本書は、日本航空でみずから編集していた機内誌「ジェットトラベル」に掲載したエッセイを中心にまとめたもの。空と、飛行機と、旅への熱い情熱、そして地上の人生へのすこし皮肉な視点が伝わってくるロマン溢れるエッセイ集。

著者紹介

大岡 徹夫 (オオオカ テツオ)  
大正10年10月13日福岡市に生まれる。昭和14年3月福岡市立商業学校卒。昭和16年12月目黒無線電信講習所(現電気通信大学)卒。第一級無線通信士の資格を得る。昭和17年大日本航空入社、上海支所にて搭乗勤務。昭和20年終戦により同社解散。昭和23年5月逓信省航空保安部入庁。昭和24年3月同庁・退庁。昭和24年3月宝幸水産株式会社入社。昭和26年2月同社退社。昭和26年4月商船管理委員会に配属、甲種船舶通信士免状を得る。アメリカMSTS船の無線長として乗船勤務。昭和29年1月日本航空入社。昭和31年6月同社香港支店に駐在(35年1月まで)。昭和42年3月第6回観光研究論文(テーマ「国際観光欲求と旅行者の意見」国際振興会)にて、優秀賞及び会長賞を受賞。昭和43年11月日本航空世界一周路線開設記念論文佳作入選(テーマ「二十年後の日本航空」)。昭和48年9月日本旅行作家協会設立。昭和49年11月自家用操縦士免許を得る。昭和51年2月「香港砂漠よりの飛行」第四回週刊小説新人賞佳作入選。昭和52年10月20日小型飛行機操縦中事故死す。昭和53年9月20日航空神社祭神として合祀される。昭和53年9月日本旅行作家協会名誉会員となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)