
はい、わかりました。 詩画集
| 出版社名 | サンマーク出版 |
|---|---|
| 出版年月 | 2007年7月 |
| ISBNコード |
978-4-7631-9749-8
(4-7631-9749-5) |
| 税込価格 | 1,760円 |
| 頁数・縦 | 150P 20cm |
書店レビュー
総合おすすめ度:
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- らくだ書店本店(明屋書店) (愛知県名古屋市千種区)
45才で両手を無くした大野さんが新しい人生を歩み始めて大切にしている言葉が「はい、わかりました」だそうです。何事も否定せずに受け止め、肯定しようと決められた決意がこの本にはある。躍動的な力強い筆跡、輝いた絵、素直な詩どれをとってもすばらしいのひとこです。能力でなく情熱であると大野さんは言う。この本から何かをもらえる気がします。
(2014年3月18日)
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喪失して目が覚めた人
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- 井戸書店 (兵庫県神戸市須磨区)
熊本に大野勝彦さんという画家がおられます。四五歳の時に農作業中に事故で両腕を失いました。しかし、不屈の精神力で手術三日後に筆を残った腕にくくりつけ、自分の意思を伝えるべく一文を家族に書きました。「たいへんごめいわくをかけます がんばります」 絵や詩を書いたことのない大野さんは身近な題材を選び、心休まる作品を義手で生み出しています。熊本に「風の丘 阿蘇 大野勝彦美術館」、大分にも「風の丘 飯田高原 大野勝彦美術館」があり、この春には北海道美瑛にも美術館が完成。
数多くの講演もこなす大野さんは本当に優しい人に生まれ変わったのでしょう。人格が滲み出る詩画集、ならびに手記はたぶん大きな話題を呼ぶことでしょう。(2009年8月26日)
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商品内容
| 要旨 |
「はい、わかりました」この言葉ですべてを受け止める、強さとやさしさ。二本の義手で命の輝きを描きとる、大野勝彦の詩と画の世界。失意のどん底から、独学で創作の道を歩みつづける、その軌跡を作品やエッセイで構成した決定版、ついに刊行。 |
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| 目次 |
はじめに 「わかりました」の心ひとつ |


おすすめコメント
「自分の運命も、家族の愛も、すべてを“はい”でうけとめましょうよ」――1989年7月、45歳のときに仕事中の事故で両手を失い、失意のどん底から独学で創作の道を歩み始めた義手の画家、大野勝彦。さりげない言葉に込められた心情やほとばしる情熱で描かれた作品、そして、どんな運命の苦難も「はい」で受けとめる生き方が、感動とともに全国に広がっています。本書は、これまでのそうさくの軌跡を詩と作品で構成した決定版。大野流バイタリティの根幹にふれる一冊です。