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フィンランドメソッド実践テキスト 読解力を高める世界一の教育プログラム

出版社名 マイナビ出版
出版年月 2008年4月
ISBNコード 978-4-8399-2786-8
4-8399-2786-3
税込価格 1,540円
頁数・縦 151P 21cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 「失言が多い」「KYといわれる」「どうも話が伝わらない」…こんな経験のある人におすすめしたいのが『フィンランドメソッド実践テキスト』。フィンランドメソッドとは、フィンランドの教育法。その特長のひとつが「異文化の人々にいかに自分の考えを伝えるか」。それに必要なテクニックをフィンランドにおけるカルタという手法や、四コママンガを用いながら身に着けていく。ちなみにOECD(経済開発機構)が行っているPISA(生徒の学習到達度調査)でフィンランドは常にトップ。詰め込み教育とは異なるフィンランドメソッドを体験してみませんか?

    (2008年6月4日)

商品内容

要旨

トラブルに弱い!空気が読めない!失言が多い!話が伝わらない!そんな悩みを解消!回答例でタイプがわかる、アドバイスの仕方がわかる、コーチングのポイントがわかる。

目次

第1章 フィンランドメソッドとは何か
第2章 発想力
第3章 論理力
第4章 表現力
第5章 批判的思考力
第6章 コミュニケーション力&問題解決力

おすすめコメント

さて、あなたが教える立場だったら、こんな回答をした人々にどんなアドバイスをしますか?問題 次のキーワードを使用して作文を作りなさい。 風邪薬、パソコン、布団、おにぎり●Aさんの回答 「布団の中でおにぎりを食べ風邪薬を飲んでパソコンに向かった」 ●Bさんの回答「風邪薬を探していたら、パソコンのコードにつまずいて布団の下にあるのを見つけたから、まずおにぎりを食べてから薬を飲んだ」●Cさんの回答「おにぎりを食べながらパソコンを使い、先ほど病院でもらった風邪薬について調べ、服用し、その後布団でゆっくり休んだ」本書は「発想力」「論理力」「表現力」「批判的思考力」を鍛える23テーマに沿って、モニターの回答を題材に回答例の分析方法や、回答タイプ別に効果的なアドバイスの仕方を解説。フィンランドの教育方法を日本人に馴染みやすいように加工した本書のコーチング方法は、「考える力」や「読解力」をどんどん養うことができます。子どもの学習にはもちろん、社員研修や自己啓発にも役立つ一冊です!

著者紹介

諸葛 正弥 (モロクズ マサヤ)  
1974年生まれ。日本教育工学会会員。学生時代より都内大手進学塾で長年に渡って受験生を送り出し、講師研修のインストラクターも担当。進学塾講師として授業を担当する中で、授業技術・教育技術について高い関心を示すようになる。それまで実践してきた授業ノウハウを心理学や人間行動学の側面から理論的に体系化し、2005年には学校教育コンサルタント「T’s skill」を立ち上げ、授業技術を専門に扱う「授業技術専門講座」を開講し、学校の教師を対象にした研修講座を主催。2006年には名称を「T’s skill教育技術研究所」と変更し、講座も「T’s skill教師塾」としてカウンセリングやコーチングの講座も取り入れてリニューアルする。私立中高や専門学校を中心に講演・研修活動を幅広く展開(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)