半島へ、ふたたび
出版社名 | 新潮社 |
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出版年月 | 2009年6月 |
ISBNコード |
978-4-10-316531-6
(4-10-316531-6) |
税込価格 | 1,540円 |
頁数・縦 | 252P 20cm |
書店レビュー
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- らくだ書店本店 (愛知県名古屋市千種区)
北朝鮮拉致被害者の蓮池薫さんの初の手記。初めて明かす、北朝鮮、拉致への思い・・・。新潮ドキュメント賞受賞。
(2014年3月4日)
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商品内容
文学賞情報 |
2009年
第8回
新潮ドキュメント賞受賞 |
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要旨 |
「あれ、朝鮮半島じゃない!?」家内の声に飛行機の窓から覗き見る。その瞬間、僕のなかでおぞましい24年の歳月が甦った。初めて訪れたソウル。初めて明かす、北朝鮮、拉致への思い―。万感胸に迫る手記。 |
目次 |
第1部 僕がいた大地へ |
出版社 商品紹介 |
北朝鮮に隣接する地で見聞きした多くの事が、24年の記憶を甦らせる。拉致被害者である著者がソウルを旅して吐露する、初の南北比較論。 |
おすすめコメント
僕のなかの北朝鮮は、消し去ろうとしてもそう簡単に消し去ることができない。ボートで運ばれながら、殴られて腫れ上がったまぶたのすき間から見た最後の日本の姿は、故郷柏崎のほんわかとやさしい夜景だった。その二日後、北朝鮮に着いて目にしたのは、冷たく暗い清津(チョンジン)の夜景だった――拉致被害者である著者が、「北」に隣接するソウルを旅して吐露する辛苦に満ちた24年の記憶。初めての手記。