豚インフルエンザ事件と政策決断 1976起きなかった大流行
1976起きなかった大流行
出版社名 | 時事通信出版局 |
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出版年月 | 2009年10月 |
ISBNコード |
978-4-7887-0969-0
(4-7887-0969-4) |
税込価格 | 4,180円 |
頁数・縦 | 439P 22cm |
商品内容
要旨 |
1976年、合衆国政府は、豚インフルエンザと呼ばれる新型インフルエンザの世界的大流行(パンデミック)の脅威から国民を守るために、全国民を対象とする前代末聞の大規模ワクチン接種事業に着手した。接種を受けた者、10週間で4,000万人超。その点では、まずは成功だった。だが半面、論議の沸騰、計画からの遅れ、行政上のトラブル、法的紛糾、予想外の副反応の出現といった出来事が相次いだこともあり、これには、公衆衛生当局に対する国民の信頼を急速に失墜させてしまったとの評価もある。そして何より予想していた脅威は、やって来なかった。本書は、当代きっての2人のハーバードの学者によって著された、公的政策の意思決定における、明瞭で具体的な教訓に満ちた、行政や政治にかかわる人たちやこれからその道に進もうとする人たちにとって絶好の事例研究の書である。 |
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目次 |
第1部 オリジナル・レポート(インフルエンザ新種出現 |