• 本

キケン

出版社名 新潮社
出版年月 2010年1月
ISBNコード 978-4-10-301872-8
4-10-301872-0
税込価格 1,540円
頁数・縦 271P 20cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全2件

  • 危険を楽しめる

    有川浩には珍しく、主要登場人物はすべて、男子大学生。その破天荒な無茶苦茶危険を、面白く描く。気楽に読んで気楽に楽しめる。

    (2011年2月27日)

  • キケン男子大集合☆☆☆

    成南電気工科大学機会制御研究部通称機研(キケン)。ユナ・ボマー上野。大魔神・大神を筆頭にキケン極まりない部活の日々を回想しながら話は進む。無茶苦茶な話ばかりですが、とにかく面白い!!!ラストの黒板大書きはちょっと感動。

    (2010年6月29日)

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商品内容

要旨

成南電気工科大学機械制御研究部略称「機研」。彼らの巻き起こす、およそ人間の所行とは思えない数々の事件から、周りからは畏怖と慄きをもって、キケン=危険、と呼び恐れられていた。これは、その伝説的黄金時代を描いた物語である。

おすすめコメント

危険な奴らが巻き起こす、熱血(?)青春(??)物語。えっ、理系男子って皆こんなにアブナイの?―――成南電気工科大学にある、「機械制御研究部」なるサークル。ここは、その活動における様々な伝説や破壊的行為から、「キケン」と称され、忌み畏れられていた。「キケン」はまさしく、危険人物に率いられた特殊集団であり、犯罪スレスレの「実験」を行うことすら日常であった。これは、その黄金時代を描いた物語である。

著者紹介

有川 浩 (アリカワ ヒロ)  
2004年、第10回電撃小説大賞“大賞”受賞作『塩の街』でデビュー。『空の中』『海の底』と続く、通称「自衛隊三部作」を次々と発表して注目を浴び、『図書館戦争』は「本の雑誌」の2006年上半期ベスト1に、『別冊図書館戦争1』は、2009年1月号の「ダ・ヴィンチ」で、「好きな恋愛小説」ランキングで1位に選ばれるなど、若い世代を中心に圧倒的支持を得ている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)