• 本

手をつなげば、あたたかい。 宇宙がくれた「優しい力」

出版社名 サンマーク出版
出版年月 2011年11月
ISBNコード 978-4-7631-3191-1
4-7631-3191-5
税込価格 1,540円
頁数・縦 230P 19cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 石川県の特別支援学校で教員を勤める山元加津子さん。様々な状況下で生徒たちが懸命に生きる姿や日常で偶然知り合った人々から気づかされたことが愛情あふれる言葉でつづられてゆくのだが、そこには山元さんが信じる「宇宙の約束」が根底にある。山元さん独自のやわらかな文体に、読後は心がすっきり晴れやかになった。

    (2012年1月17日)

商品内容

要旨

あなたが痛いと、私も痛い。あなたがうれしいと、私もうれしい。「忘れないでね。うれしいことはいつでも、すぐそばにある」。「かっこちゃん」の愛称で親しまれる特別支援学校の先生が愛を込めて紡ぐ、大切なこと。

目次

1 あなたが痛いと、私も痛い(青は、つながる色
象のウンチと「設計図」 ほか)
2 心の目を合わせ、心の耳をすませる(いつも誰かのためになりたい
祈りの遺伝子がある ほか)
3 本当はみんな、幸せ(大好きはうれしい
湧きあがる思いに従う ほか)
4 あなたがいるから、うれしい(私の中に「あなた」もいる
補い合うようにできている ほか)
5 優しいことは強いこと(どんな思いも大切
苦しみや痛みがあるから救いがある ほか)

出版社・メーカーコメント

どうして、自然は何もかもうまくいくようにできているんだろう。どうして、うれしいことと悲しいことがあるのだろう。どうして、誰かの痛みを自分の痛みのように感じてしまうのだろう……。「どうして? どうして?」と聞いて回るので、小さい頃のあだ名は「どうしてちゃん」だったという著者。25年に渡る教師生活で、学校の子どもたちから教えられたこと。歴史に学んだ人間の悲しさと強さ。また、脳出血で倒れた友人、宮田俊也さんの奇跡的な回復を通して知った、人間の持つ無限の可能性。こうした日々の出来事から著者が感じ取った「宇宙の理」を、優しい言葉で綴るエッセイです。

著者紹介

山元 加津子 (ヤマモト カツコ)  
1957年金沢市生まれ。富山大学理学部卒業後、石川県内の特別支援学校に勤務している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)