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日本は「世界のアトリエ」 美意識こそ、この国をつらぬく精髄

出版社名 東洋出版
出版年月 2012年3月
ISBNコード 978-4-8096-7658-1
4-8096-7658-7
税込価格 1,650円
頁数・縦 251P 19cm

商品内容

要旨

日本人のありようそのものが、芸術です。庶民一般の特性を踏まえた国家ビジョンの提案。縮み・閉塞社会を打破するための生産的民族論。

目次

第1部 21世紀日本は「世界のスマート・アトリエ」へ(探美派の人々
外国人がみたアートの国
「清潔」は日本人の宗教
人生を“包装紙”で包む
美貌なるかな、サムライ・スポーツ
生の終焉を悠久の美に
科学技術や生産でも美意識が働く
手当たり次第、すべてキャンバス
量も質も突出)
第2部 美意識を育てたのは「草食文化」(民族性は食で決まる
縄文人の草食
草食の証明
弥生時代―土の力は強かった
米食も草食―一二〇〇年つづいた肉食禁止
肉なしに苦しんだザビエル、ペリー、ハリス
明治の肉食解禁
現代日本の食風景
「草食文化」がつくった日本人の特性)
第3部 日本人は、なぜ国家ビジョンをもとうとしないのか(入港先知らずの航海
欠かせない「自分たち探し」
同質性、近似性ばかりを主張する日本
二一世紀と日本人)

出版社
商品紹介

日本人のありようそのものが、芸術。庶民一般の特性を踏まえた国家ビジョンの提案。縮み・閉塞社会を打破するための生産的民族論。

著者紹介

國米 家己三 (コクマイ カキゾウ)  
専攻は「日本人論」。「民族と社会」「草食文化と日本人」の視点から考察。朝鮮・咸鏡北道(現、北朝鮮)に生まれ、少年時代を京城(現、ソウル)で過ごし、郷里、岡山県に帰国。早稲田大学政治経済学部政治学科卒。病気療養後、フリーランスのライターとなり、リクルート、文化放送ブレーン、博報堂、産経新聞、日本工業新聞などを中心に企業人の評伝をはじめ、書評、民俗史、食文化、教育などの連載記事を執筆。その後産経新聞社会部記者となる。現在、フリー・ジャーナリスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)