• 本

キケン

新潮文庫 あ−62−2

出版社名 新潮社
出版年月 2013年7月
ISBNコード 978-4-10-127632-8
4-10-127632-3
税込価格 605円
頁数・縦 356P 16cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • ごく一般的な工科大学である成南電気工科大学の「機械制御研究部」。このサークルの略称が【キケン】である。しかし、この【キケン】には、もう一つの意味がある…
    部長の上野、副部長の大神の二人に率いられたこの集団は、爆弾を作るなど、犯罪スレスレの行為や破壊的行為から、キケン=危険としても周囲から忌み畏れられているのだ。
    この本で一番印象に残っているのは「第5話 勝たんまでも負けん!」だ。これは、県が開催する「ロボット相撲大会」の話だ。ロボット同士の戦いなど、とてもインパクトがある。最後には衝撃の結末が待っている。
    これは、現実とは程遠い話ですが、物語の中に入り込めるような本です。
    (第一中学校 職場体験 学習研修正 穂穂手見)

    (2013年12月10日)

商品内容

要旨

ごく一般的な工科大学である成南電気工科大学のサークル「機械制御研究部」、略称「キケン」。部長・上野、副部長・大神の二人に率いられたこの集団は、日々繰り広げられる、人間の所行とは思えない事件、犯罪スレスレの実験や破壊的行為から、キケン=危険として周囲から忌み畏れられていた。これは、理系男子たちの爆発的熱量と共に駆け抜けた、その黄金時代を描く青春物語である。

出版社・メーカーコメント

ごく一般的な工科大学である成南電気工科大学のサークル「機械制御研究部」、略称【キケン】。部長・上野、副部長・大神の二人に率いられたこの集団は、日々繰り広げられる、人間の所行とは思えない事件、犯罪スレスレの実験や破壊的行為から、キケン=危険として周囲から忌み畏れられていた。これは、理系男子たちの爆発的熱量と共に駆け抜けた、その黄金時代を描く青春物語である。

著者紹介

有川 浩 (アリカワ ヒロ)  
2004(平成16)年、第十回電撃小説大賞「大賞」受賞作『塩の街』でデビュー。『空の中』『海の底』と続く、通称「自衛隊三部作」を次々と発表して注目を浴びる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)