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人類のやっかいな遺産 遺伝子、人種、進化の歴史

出版社名 晶文社
出版年月 2016年4月
ISBNコード 978-4-7949-6923-1
4-7949-6923-6
税込価格 2,420円
頁数・縦 341P 19cm

商品内容

要旨

なぜオリンピック100m走の決勝進出者はアフリカに祖先をもつ人が多く、ノーベル賞はユダヤ人の受賞が多いのか?なぜ貧困国と富裕国の格差は縮まらないままなのか?ヒトはすべて遺伝的に同じであり、格差は地理や文化的な要因からとするこれまでの社会科学に対する、精鋭科学ジャーナリストからの挑戦。最新ゲノムデータを基に展開する、遺伝や進化が社会経済に与える影響についての大胆不敵な仮説。

目次

第1章 進化、人種、歴史
第2章 科学の歪曲
第3章 ヒトの社会性の起源
第4章 人類の実験
第5章 人種の遺伝学
第6章 社会と制度
第7章 人間の天性を見直す
第8章 ユダヤ人の適応
第9章 文明と歴史
第10章 人種の進化的な見方

著者紹介

ウェイド,ニコラス (ウェイド,ニコラス)   Wade,Nicholas
イギリス生まれの科学ジャーナリスト。ケンブリッジ大学キングスカレッジ卒業。『ネイチャー』および『サイエンス』の科学記者を経て、『ニューヨークタイムズ』紙の編集委員となり、現在は同紙の人気科学欄『サイエンスタイムズ』に寄稿
山形 浩生 (ヤマガタ ヒロオ)  
1964年東京生まれ。東京大学工学系研究科都市工学科修士課程修了。マサチューセッツ工科大学不動産センター修士課程修了。大手調査会社に勤務するかたわら、科学、文化、経済からコンピュータまで、広範な分野での翻訳と執筆活動をおこなう
守岡 桜 (モリオカ サクラ)  
翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)