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スケーラブルリアルタイムデータ分析入門 ラムダアーキテクチャによるビッグデータ処理

出版社名 オライリー・ジャパン
出版年月 2016年8月
ISBNコード 978-4-87311-775-1
4-87311-775-5
税込価格 4,180円
頁数・縦 364P 24cm

商品内容

要旨

絶え間なく入ってくる大量のストリームデータをリアルタイムに処理・分析するために必要な概念とその実現手法を紹介します。任意のクエリに対応しながら、スケーラビリティと信頼性をどう担保するのか、障害発生時にデータを復旧しやすく、汎用的で拡張性や保守性の高いシステム設計を実現するには、どのようなデータモデルとアーキテクチャが必要なのか。データ分析を行うエンジニアが備えておくべき知識と情報について、従来のアーキテクチャが持つ問題を解消するために著者が開発した「ラムダアーキテクチャ」のデータモデルに沿って解説します。

目次

ビッグデータを扱うための新しいパラダイム
1部 バッチ層(ビッグデータのためのデータモデル
ビッグデータのためのデータモデル詳説
バッチ層のデータストレージ
バッチ層のデータストレージ詳説
バッチ層
バッチ層詳説
バッチ層の例:アーキテクチャとアルゴリズム
バッチ層の例:実装)
2部 サービス層(サービス層
サービス層詳説)
3部 速度層(実時間ビュー
実時間ビュー詳説
キューイングとストリーム処理
キューイングとストリーム処理詳説
マイクロバッチストリーム処理
マイクロバッチストリーム処理詳説
ラムダアーキテクチャをより深く学ぶ)

著者紹介

マーズ,ネイサン (マーズ,ネイサン)   Marz,Nathan
Apache Stormの開発者であり、ラムダアーキテクチャの提唱者。なお、StormはTwitterの処理システムとして知られている
ウォーレン,ジェイムス (ウォーレン,ジェイムス)   Warren,James
機械学習と科学計算をバックグラウンドに持つ分析アーキテクト
伊藤 真浩 (イトウ マサヒロ)  
ITエンジニアとして国内ITベンダに勤務。Linuxを中心としたオープンソースソフトウェア全般を対象にしており、カーネルのレイヤからWebアプリケーションのレイヤまで幅広く携わった。これまでに、科学計算用大規模PCクラスタシステムや金融機関の基幹システムの構築や運用などに携わった。学生時代に画像処理や認識を専攻し、工学修士号を取得
木下 哲也 (キノシタ テツヤ)  
1967年、川崎市生まれ。早稲田大学理工学部卒業。1991年、松下電器産業株式会社に入社。全文検索技術とその技術を利用したWebアプリケーション、VoIPによるネットワークシステムなどの研究開発に従事。2000年に退社し、現在は主にIT関連の技術書の翻訳、監訳に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)