紙の上の動物園 博物画に描かれた動物たち
出版社名 | グラフィック社 |
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出版年月 | 2017年7月 |
ISBNコード |
978-4-7661-3019-5
(4-7661-3019-7) |
税込価格 | 3,080円 |
頁数・縦 | 255P 26cm |
書店レビュー
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- 福文堂書店本店 (愛知県名古屋市中区)
博物画に描かれた動物たち、ということで、細密な動物の絵がたくさん載っています。
今では動物園というのは当たり前に身近なものですよね。
幼稚園の遠足から始まって、何度でも気軽に行けるのが動物園。
南極のシロクマやペンギン、アフリカのキリンやゾウなどなど、日本には生息していない動物も展示されています。
珍しい動物の「生体」を見に行く、というのは今では当たり前だけど、昔は違ったわけです。
標本としての動物の絵の歴史を紐解きながら絵が並んでいるのですが、
古いものはやはり「ん?」といった感じ。
遠い異国の見たこともない生き物なんて、「伝説の怪獣」と似たようなものですからね。
そこからだんだんとリアルになっていきますし、あと、「画風」みたいなものもあって、面白いです。
眺めていて非常に楽しい本です。(2017年9月15日)
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商品内容
要旨 |
鳥類画のジョン・J.オーデュボン、昆虫画のマリア・シビラ・メーリアンなど、各ジャンルを代表する巨匠の作品をはじめ、18、19世紀の博物学者が生物の世界を記録・分類しようとして取りあげた貴重な作品、名もなき画家の大変興味深く美しい作品を、手描き写本、稀少な印刷・版画、本や学会誌から厳選して掲載。同時に動物や奇怪なものに魅せられ、惑わされてきた人々にとって、動物画がどのような役割を担ってきたか、15世紀以降に生まれた動物画の様式と目的がどのように変化していったのか、動物画500年の歴史を紐といていきます。不思議で美しい動物の世界を解き明かす貴重なコレクション集です。 |
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目次 |
異国の生物 |