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とっておきの文化食 保存食

〈食〉の昭和史 7

出版社名 日本経済評論社
出版年月 1987年1月
ISBNコード 978-4-8188-0130-1
4-8188-0130-5
税込価格 1,540円
頁数・縦 226P 19cm

商品内容

要旨

「食品の原状を失わずに保つこと」が保存食の基本である。かつてわれわれは、この食品を常に身近に確保し非常時に備えた。今日、食文化の変容は、この保存食を消滅の途に追いやり、冷蔵庫による、工場生産による添加物入り日持ち食品にとって代わりつつある。人間の血が通い、英知の結晶としての保存食。その変遷を改めて考える。

目次

プロローグ食料品店から食品が消えた
第1章 保存食とは何か
第2章 粗食時代の保存食
第3章 飽食時代の保存食
第4章 新しい低温食品の流れ
第5章 保存食未来考

出版社・メーカーコメント

藤田忠雄各地の風土と伝統が結びつき、代々受け継がれてきた保存食。冷蔵庫の普及や包装の技術進歩により変化をとげる。