• 本

結晶と煙のあいだ 生物体の組織化について

叢書・ウニベルシタス 366

出版社名 法政大学出版局
出版年月 1992年6月
ISBNコード 978-4-588-00366-0
4-588-00366-6
税込価格 3,850円
頁数・縦 358,9P 20cm

商品内容

要旨

幼時にユダヤ教の洗礼を受け、大戦中の受難の時期を経て生物学者となった著者が、生物体の自己組織化(排除されるノイズを介した秩序の形成)を論じつつ遺伝、情報理論、カタストロフィ理論を縦横に展開し、人類学、社会学、精神分析などへの応用の道をひらく。

目次

序 結晶と煙
第1部 無秩序と組織化 ノイズによる複雑さ
第2部 魂、時間、世界
第3部 近くにあるものと次にくるもの
第4部 信仰、法則、自由意志、所属

出版社・メーカーコメント

分子生物学の立場から,生物体において排除されるノイズの自己組織化の理論を展開し,遺伝・情報理論・カタストロフィ理論の人類学・社会学等への応用の道を開く。