• 本

印刷博物誌

出版社名 凸版印刷
出版年月 2001年6月
ISBNコード 978-4-87738-130-1
4-87738-130-9
税込価格 55,000円
頁数・縦 1192P 31cm

商品内容

要旨

本書の始めには、印刷の過去から現在、未来について、人類の文明史全般のなかで論じようとするものであり、国の内外の代表的な研究者や論客が、それぞれの視角から考察をくわえている。次では、印刷をもっとも広義に理解したうえで、それの社会的・文化的様相を、太古から近未来まで、つまり原‐印刷から超‐印刷にいたる長大な歴史に即して、論述している。最後には、おもに活版印刷術の登場以降、近代世界における印刷技術の展開と現況について、整理した。資料編には、「印刷文化史年表」、「文献目録」ほか、必要な資料を収録している。

目次

第1部 印刷文明の考察(印刷の欲望の根源にあるもの―印刷文化の東と西
道教と印刷文化
道教と印刷文化
グーテンベルグ銀河系の誕生
出版と読書
グーテンベルグ銀河系の終焉
デジタル時代のマクルーハン―20世紀は21世紀とリンクする
20世紀の科学技術と印刷)
第2部 印刷の文化と社会(文字と記号
書体と刻文
文様と図像
素材と造作
文書と書物
印刷文化の伝統
印刷の近代
印刷のステージ
書物の宝の森
近代社会での成熟
印刷と現代
超−印刷の世界)
第3部 印刷の科学と技術(活字と印刷
文字組版の仕事
画像の表現
刷るメカニズム
印刷を支える
印刷技術の広がり)
第4部 資料編(印刷文化史年表
世界の印刷博物館
文献目録)