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経済発展の理論と実証

出版社名 日本経済評論社
出版年月 2001年11月
ISBNコード 978-4-8188-1388-5
4-8188-1388-5
税込価格 3,850円
頁数・縦 348P 22cm

商品内容

要旨

本書は京都産業大学経済学部故小林一三教授の遺稿論集である。小林教授のライフワーク「経済発展研究」という壮大なテーマのもとに、残された数多くの遺稿の中から特に15編が厳選され、あらためて次の4部構成で編集されたものである。

目次

第1部 経済発展論―理論と課題(経済発展論の課題
経済発展論:回顧と展望
開発計画のためのモデル分析
開発計画と財政
経済発展の一般性と個別性に関する一考察―柏学説における「経済発展の理論」を中心にして)
第2部 インドネシア経済の分析と考察(インドネシア経済の研究方向に関する一考察―予備調査から帰って
インドネシアの農業開発と土地増大的技術進歩―米作の展開を中心にして
インドネシアの経済発展と開発計画
経済発展とフィナンシャルポリシー―インドネシアの事例を中心にして)
第3部 農業・食糧問題の経済分析(国際飼料穀物貿易の寡占モデル
“食料危機”の経済分析
新国際経済秩序下における農業政策の整合性)
第4部 現代資本主義の問題点(現代資本主義論への一視覚―「ケインズ革命」の超克
経済成長と所得分配に関する一考察―「ケンブリッジ派」体系を中心にして
戦後日本の経済成長と全国総合開発計画)

著者紹介

小林 一三 (コバヤシ カズミ)  
1939年1月1日静岡県富士宮市にて出生。1962年3月京都大学農学部農林経済学科卒業。1964年3月京都大学大学院農学研究科修士課程農林経済学専攻修了。1968年12月京都産業大学経済学部助教授。1969年2月コーネル大学Ph.D.。1973年4月京都産業大学経済学部教授。1975年4月京都産業大学大学院経済学研究科指導教授。1999年12月19日逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)