
戦後ドイツの表見代理法理
出版社名 | 成文堂 |
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出版年月 | 2003年3月 |
ISBNコード |
978-4-7923-2420-9
(4-7923-2420-3) |
税込価格 | 4,070円 |
頁数・縦 | 238P 22cm |
商品内容
要旨 |
表見代理制度、ひいては代理制度で設計された「代理制度の社会的信用を維持するための、取引相手方の信頼保護」とは一体どのようなものなのか、その制度設計では、表見代理の法的構成・法的根拠、とくに本人の帰責根拠はどのように説明されるのだろうか、民法上の基本原理・原則(とくに私的自治の原則や過失責任主義)や他の信頼保護諸制度(とくに意思表示・法律行為法の信頼保護規定)との関係はどのようになっているのだろうか。戦後ドイツの、表見代理の法的構成・法的根拠、とくに本人の帰責根拠をめぐる議論は、さきの疑問に応えて、我が国の解釈論にとっても手がかりになりそうな、新たな視点まで与えてくれるものであった。この大学院時代から今日までの、戦後ドイツの表見代理法理に関する研究を、まとめたのが、本書である。 |
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目次 |
第1部 表見代理総論(表見代理の法的構成・法的根拠に関する理論状況(判例の発展 |