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からだはどこにある? ポップカルチャーにおける身体表象

成蹊大学アジア太平洋研究センター叢書

出版社名 彩流社
出版年月 2004年5月
ISBNコード 978-4-88202-887-1
4-88202-887-5
税込価格 2,420円
頁数・縦 244P 21cm

商品内容

要旨

音楽、マンガから映画、演劇、推理小説・SFまで、構築主義的身体観でポップカルチャーを新たに語り直す、若手研究者たちによる刺激的な論考。

目次

序章 「からだ」と「こころ」は違うのか?―心身二元論とその克服
第1章 マドンナの“越境”をめぐって―「ヴォーグ」におけるアイデンティティ・ポリティクスとその暴露
第2章 Do We Rock?―ロックを歌うロックの言語と身体性
第3章 トランスヴェスタイトの身体―安野モヨコ『ジェリーインザメリィゴーラウンド』のモモちゃんとミリちゃんのばあい
第4章 阪妻の立ち回り再考
第5章 曽我廼家五郎の声と身体―一九三〇年代における二つの「想像の共同体」をめぐって
第6章 危うい身体を生きる少女たち―「指輪ホテル」の場合
第7章 バロウズ、あるいは中毒と方法
第8章 ロス・マクドナルドには首がない
終章 「身体」はどこにある?―身体、近代、ポストモダン・パロディ

著者紹介

日比野 啓 (ヒビノ ケイ)  
比較演劇・演劇理論。成蹊大学文学部助教授。こまばアゴラ劇場客員学芸員
村山 敏勝 (ムラヤマ トシカツ)  
批評理論、セクシュアリティ論、英文学。成蹊大学文学部助教授
三浦 玲一 (ミウラ レイイチ)  
アメリカ文学、ポストモダニズム。一橋大学言語社会研究科助教授
吉原 ゆかり (ヨシハラ ユカリ)  
イングランド演劇。筑波大学人文社会科学研究科助教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)