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琉球祭祀空間の研究 カミとヒトの環境学

出版社名 中央公論美術出版
出版年月 2005年4月
ISBNコード 978-4-8055-0484-0
4-8055-0484-6
税込価格 47,300円
頁数・縦 780P 図版30枚 26cm

商品内容

文学賞情報

2007年 第11回 建築史学会賞受賞

目次

第1部 琉球祭祀文化における環境の見え方・見方(祭祀世界の風景―「腰当て」と「お通し」
女がカミになる島への古代的な視角の再検討―王国東部・久高島の研究史と本書の方法
沖縄本島周辺の年中祭祀祭場―歴史資料と現代の祭場にみる実態)
第2部 地方の祭祀世界(伊是名島―祭祀の遥拝性と守護性
久米島―稲祭祀の仮設祭場
久米島の火神
久高島、祭場の赤い天蓋と白い天幕)
第3部 王宮と東方の聖地―国家的聖地の環境(聖なる島への国家的視覚の形成―琉球王国御新下り儀礼にみる久高島の意味
聞得大君の就任儀礼の変貌―御新下り儀礼と御初地入り
琉球王国国家祭祀における首里城と斎場御岳のアナロジーの起源について―三庫理の真相をめぐって
琉球王権の場所―首里城正殿唐破風の誕生とその改修について)

著者紹介

伊従 勉 (イヨリ ツトム)  
1949年生。京都大学工学研究科博士課程建築学専攻単位取得退学。パリ・ヴィルマン建築大学CEAA学位(建築理論・建築史)。京都大学大学院人間・環境学研究科教授。建築・都市・風土の人間環境学、図学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)