• 本

笑う招き猫

集英社文庫 や38−1

出版社名 集英社
出版年月 2006年1月
ISBNコード 978-4-08-746006-3
4-08-746006-1
税込価格 607円
頁数・縦 288P 16cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全2件

  • 男と並んで愛をちかうより、女と並んで笑いをとる。それが2人の青春なのだ!!駆け出し漫才コンビ『アカコとヒトミ』2人をとりまく日常は笑いあり、涙あり。お笑い芸人が主人公ということもあって、地の文も非常にテンポ良く読ませてくれます。森進一とドラえもんのくだりは思わず笑ってしまいました。オススメです。

    (2014年3月13日)

  • 読後感の素晴らしい山本さんのデビュー作

    漫才コンビ「アカコとヒトミ」が夢に向かって走り出す爽やかで気持ちいい青春ど真ん中な小説。(2人とも28だけど…)お母さんのプリンやエリちゃんの大人たちに気を遣うシーンなどに涙。自分の不甲斐なさや焦り、逃げ出したいことなど沢山あるけれど、読むと前向きな気持ちになれる。アカコとヒトミに負けるな自分。何でも頑張れそうな気にしてくれる1冊。(高)

    (2009年8月8日)

他の書店レビューを見る

商品内容

文学賞情報

2006年 第2回 酒飲み書店員大賞受賞

要旨

男と並んで愛誓うより、女と並んで笑いを取る、それが二人のしあわせなのだ!駆け出しの漫才コンビ、『アカコとヒトミ』。超貧乏で彼氏なし、初ライブは全く受けずに大失敗。おまけにセクハラ野郎の先輩芸人を殴り倒して大目玉。今はぜんぜんさえないけれど、いつかはきっと大舞台。体に浴びます大爆笑―。夢と笑いとパワーあふれる傑作青春小説。第16回小説すばる新人賞受賞作。

出版社・メーカーコメント

オトコより、お金より、あなたの笑いがほしい!新人女漫才コンビ、アカコとヒトミ。彼氏もいない、お金もない、だけど夢は忘れない2人に、テレビ出演のチャンスがきて――。第16回小説すばる新人賞受賞の青春小説。(解説・ラーメンズ 片桐 仁)

著者紹介

山本 幸久 (ヤマモト ユキヒサ)  
1966年、東京都八王子市生まれ。中央大学文学部史学科卒業。『笑う招き猫』で小説すばる新人賞を受賞し、作家デビューする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)