ヒトラーに抱きあげられて あるドイツ人少女の回想記
出版社名 | 松柏社 |
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出版年月 | 2007年3月 |
ISBNコード |
978-4-7754-0121-7
(4-7754-0121-1) |
税込価格 | 2,090円 |
頁数・縦 | 370P 19cm |
商品内容
要旨 |
ナチスの猛威に翻弄されたつつましい一般市民。実はヒトラー政権を支持し、それを歓迎したのはほかでもないこうしたごく普通の庶民だったのである。生活に影を落とす一見無害ともいえる危険な徴候。それが独裁権力を恐ろしいまでに増幅させていく。「私は世界中の若い人たちがこうした危険な徴候を事前に察知する能力を養い、歴史上最も悲劇的だった出来事を再び起こさないという使命を共に担ってくれることを心から願っています」。一人のドイツ人少女が見た、親子三代にわたるドイツ人家族の貴重な記録が、いま浮き彫りにされる。 |
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目次 |
序文 子供時代の回想記を書くにあたって(ヒトラーに抱きあげられて) |
おすすめコメント
ヒトラー政権下のドイツで暮らす一人の少女の目を通して、当時のドイツ庶民のナチスとの関わりが語られる。大人たちのヒトラーに対する敬愛と嫌悪のあいだで少女の心は揺れ、次第にナチスへの疑念が膨らみ始める・・・。一般のドイツ人による希少な一級の資料でもある。