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資源人類学 03

知識資源の陰と陽

資源人類学   3

出版社名 弘文堂
出版年月 2007年12月
ISBNコード 978-4-335-51093-9
4-335-51093-4
税込価格 5,500円
頁数・縦 322P 22cm
シリーズ名 資源人類学

商品内容

要旨

超越的・宗教的な知識と技術的・実践的知識の両者を含む知識資源―技術および生活上の実践的知識および宗教知識の伝達・共有化過程を社会動態の文脈で調査するとともに、資源としての知識にとって力の源泉となる秘匿のメカニズムと効果を検討する。

目次

序 知識資源の陰と陽
1 知識資源をめぐって(ドドスの腸占い―牧畜民の遊動に関わる情報と知識資源の形成をめぐって
ジャワ系マレー人とその「知識資源」
知識資源としての手話)
2 知識の動態(資源としてのレトリック
知識を共有する、秘匿する、隠蔽する、忘却する―記憶と記録をめぐる覚書
「資本としての知識」から「資源としての知識」への視点の移行がもたらすもの)
3 資源にならない知識(祖先は「知識資源」か?―南タイのムスリム・仏教徒混住地域の事例から
資源にならない知識について―沖縄の歌謡知識「神歌」の例)

著者紹介

ダニエルス,クリスチャン (ダニエルス,クリスチャン)   Daniels,Christian
漢語名:唐立。1953年生。東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)