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文化人類学で読む日本の民俗社会

有斐閣選書 1669

出版社名 有斐閣
出版年月 2007年12月
ISBNコード 978-4-641-28110-3
4-641-28110-6
税込価格 2,640円
頁数・縦 308,11P 19cm

商品内容

要旨

「もののあわれ」を解する心を評価する日本では、人々の生活に重要なのは論理や観念ではなく、身の回りにあって生活に直接関わっている具体的な物です。アジアでいち早く近代化を果たしながら、西欧文明の基準では未開ともいえる文化伝統を残しているユニークな日本社会を、韓国や中国とも対比しながら浮かび上がらせます。

目次

第1章 日本列島の住民
第2章 列島の多様な生活
第3章 「いえ」・親族・祖先
第4章 物(もの)と民俗知識
第5章 都市社会
第6章 市民、よさこい祭り
第7章 商業社会の伝統
第8章 多様な生活と人生像
第9章 開発と民俗社会
第10章 農業振興と民俗社会
第11章 日本の特殊性と周縁性

出版社
商品紹介

日本の民俗社会の特質を、古代から現代までを通して、さまざまな事例を題材に解き明かし、文化人類学・民俗学の面白さを際だたせる。

著者紹介

伊藤 亜人 (イトウ アビト)  
琉球大学法文学部教授、東京大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)