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いのちのバイオエシックス 環境・こども・生死の決断

ヒューマンサイエンスシリーズ 11

出版社名 コロナ社
出版年月 2008年7月
ISBNコード 978-4-339-07841-1
4-339-07841-7
税込価格 2,090円
頁数・縦 207P 19cm

商品内容

要旨

科学技術の発展とともに、バイオエシックスはいつも新しい課題に直面し、挑戦し続けている。このバイオエシックスの軌跡を「環境・自然」、「こどもの医療」、「生死の決断」等、私たちのいのちに関わる重要なテーマに焦点をあてて検討、考察し、問題解決への提言を行った。

目次

バイオエシックスの歴史と展望
第1部 環境・自然を考える(環境問題における思想の形成―田中正造の場合
「自然」の破壊を避けるため―いのちの公共政策とバイオテクノロジー)
第2部 こどもの医療を考える(新生児医療における生命倫理―特に予後不良の児への対応
小児医療とインフォームド・コンセント
小児医療における倫理―真実告知とこどもの権利
こどもの脳死臓器移植の方向性を考える
「子を持つ自由」とは何か―生殖補助医療利用の法的規制をめぐって)
第3部 生死の決断を考える(死についての自己決定とは―事前指示が医師介助自殺を含むとき
日本において安楽死は可能か―刑法の立場から
医師による自殺介助は可能か―北米における裁判の動向
臓器の提供と脳死の自己決定の問題性―臓器移植法と臓器の摘出を中心として
脳死と臓器移植をめぐる基本的な問題―日米比較的バイオエシックス研究の視座から)

出版社
商品紹介

バイオエシックスの新しい展望への挑戦を「環境・自然」,「こどもの医療」等,私たちのいのちに関わる重要なテーマで解説。

著者紹介

木村 利人 (キムラ リヒト)  
恵泉女学園大学、学長、ジョージタウン大学ケネディ倫理研究所特任研究員、早稲田大学名誉教授、1934年生まれ。早稲田大学大学院法学研究科博士課程修了、博士(人間科学)、バイオエシックス、人権論、比較法学
掛江 直子 (カケエ ナオコ)  
国立成育医療センター研究所成育保健政策科学研究室、室長、1970年生まれ。早稲田大学大学院人間科学研究科修士課程修了、バイオエシックス(生命倫理学)、政策科学
河原 直人 (カワハラ ナオト)  
早稲田大学先端科学・健康医療融合研究機構生命医療工学研究所、客員准教授(専任扱い)、1971年生まれ。早稲田大学大学院人間科学研究科博士後期課程満期退学、バイオエシックス(生命倫理学)、公衆衛生学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)