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市民と礼儀−初期近代イギリス社会史 サー・キース・トマス−オックスフォード大学退官記念謹呈エッセイ集

出版社名 牧歌舎
出版年月 2008年11月
ISBNコード 978-4-434-12588-1
4-434-12588-5
税込価格 4,950円
頁数・縦 481P 22cm

商品内容

要旨

寄稿者は、かつてキース・トマスの学部学生や大学院生だった優れた歴史家たち。初期近代期の数多くの礼儀の言外の意味を例証し、20世紀にいたるまでの、その意味の変遷を説明する。

目次

キース・トマス
礼儀正しい口ぶり、すなわち、初期近代ヨーロッパの言語と洗練
ルネサンスから宗教改革と反対革命にいたる「宗教開化」
初期近代イングランドの葬式の礼儀と礼儀正しい儀式
性的風習、すなわち、初期近代イングランドの礼儀の他の様相
十七世紀イングランドの女の礼儀
文明と脱臭?初期近代イングランド文化の匂い
礼儀と魔術の凋落
十七世紀イングランドの大都市の概念
初期近代イングランドの礼儀と市民文化、すなわち都会の特権免許の意味
放火、放火の脅威、そして初期近代イングランドの無作法
イングランドの礼儀、文明開化の過程、そして公開処罰の終焉
ドイツの森から文明社会へ、すなわち、フランスのフランク族神話と大昔の政体
音楽、理性、そして洗練、すなわち、ジョージ・フリデリック・ヘンデルの生涯における魔術と魔法
未開のウェールズ、すなわち、十六世紀から十九世紀にかけてのウェールズ文明開化
ビジネスの道義的経済制度、すなわち、倫理と効率に関する歴史的眺望
マンモンの開化、すなわち、十九世紀イングランドの法律、道徳、そしてシティ
礼儀と帝国
現代英国の公と私

著者紹介

バーク,ピーター (バーク,ピーター)   Burke,Peter
ケンブリッジ大学エマニュエル・カレッジの文化史教授兼フェロー
ハリソン,ブライアン (ハリソン,ブライアン)   Harrison,Brian
オックスフォード大学の現代英国史教授で、コーパス・クリスティ・カレッジのフェロー
スラック,ポール (スラック,ポール)   Slack,Paul
オックスフォード大学リナカー・カレッジの学寮長で、初期近代社会史教授
木邨 和彦 (キムラ カズヒコ)  
1946年1月東京生れ。1968年3月上智大学法学部法律学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)