• 本

契約理論による会計研究

出版社名 中央経済社
出版年月 2009年8月
ISBNコード 978-4-502-29800-4
4-502-29800-X
税込価格 4,400円
頁数・縦 302P 22cm

商品内容

要旨

本書は、米国の著名な学術誌に掲載された、契約理論に関わる11本の研究論文を取り上げて、それを読み解くことを前提にした「文献研究」として、とりまとめたものである。主要テーマとしては「投資インセンティブ」「ダイナミック・インセンティブ」「業績尺度の目標整合性」「マルチタスクの業績評価」「部門間プロフィットシェアリング」「主観的業績評価」「情報非対称の最適尺度」「チームサイズの最適選択」などが上げられる。

目次

第1部 基礎編(プリンシパル・エイジェント・モデル―モラルハザード型
プリンシパル・エイジェント・モデル―アドバースセレクション型
モラルハザード付きアドバースセレクション・モデル)
第2部 応用編(投資決定を巡る利害衝突
投資決定と目標整合的インセンティブ・システム
ダイナミック・インセンティブ―ラチェット効果の分析
マルチタスクと業績尺度の複数化―目標整合性とリスク削減
マルチタスクの業績評価システム
事業部間取引の利益配分)
第3部 補遺(確実性等価、リスク回避
ヘッシアン
ラグランジュの未定乗数法
シャドウプライス
キューン・タッカー条件、スラックの相補性
包絡線定理
変分法、汎関数、オイラー方程式
ベクトル微分、二次形式、双一次形式
条件付期待値、条件付分散)

出版社
商品紹介

契約理論と会計学に関わる11本の米国の研究論文を紹介・解説。日本での会計理論研究の指針。

著者紹介

佐藤 紘光 (サトウ ヒロミツ)  
1943年愛知県に生まれる。1967年早稲田大学商学部卒業。1972年早稲田大学大学院商学研究科博士後期課程単位取得退学。2003年〜2005年公認会計士第2次試験委員。現在、早稲田大学社会科学総合学術院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)