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中国の格差、日本の格差 格差社会をめぐる日中共同シンポジウム

出版社名 彩流社
出版年月 2009年11月
ISBNコード 978-4-7791-1477-9
4-7791-1477-2
税込価格 3,080円
頁数・縦 292P 22cm

商品内容

要旨

急激な経済成長のなかで貧富の差の拡大に苦悩する中国、構造改革の行き詰まりから表面化した諸問題を抱える日本―。解決に必要なものは何かをさぐるシンポジウムの記録。

目次

第1セッション 「格差のなかの社会構造」(現代日本における格差の構造
中国社会階層変化の新動向
日本における非正規雇用の増加と所得格差の拡大
グローバリゼーションにおける中国の貧富の格差)
第2セッション 「格差社会における価値観とモラル」(現代中国の社会階層分化と大学生の価値観変化の趨勢
戦後日本の政治意識と価値意識
中国における格差形成の原因に対する分析)
第3セッション 「格差と政治状況」(中国における政治発展のモデルとルートについて
「構造改革」政治と格差・貧困
社会公正―政府の責任
地域間格差と地方財政調整)
第4セッション 「格差社会の克服―市民社会をめざして」(中国市民社会の理論的探求と実証研究―日中市民社会比較の視点から
日中共同の市民社会指標について―螺旋理論による二一世紀市民社会の解明
中国の市民社会論批判―私的所有権の確立と社会格差の問題
日本における市民社会論の系譜)

出版社
商品紹介

急激な経済成長、構造改革の行き詰り…諸問題を抱える両国の解決に必要なものを問う一橋大学、清華大学他のシンポジウムの記録。

出版社・メーカーコメント

急激な経済成長のなかで貧富の差の拡大に苦悩する中国、構造改革の行き詰まりから表面化した諸問題を抱える日本…。解決に必要なものは何かをさぐる一橋大学社会学研究科、清華大学人文社会科学学院によるシンポジウムの記録。

著者紹介

渡辺 雅男 (ワタナベ マサオ)  
現職、一橋大学社会学研究科長。専門は社会科学、社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)