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中国近世文芸論 農村祭祀から都市芸能へ

出版社名 東洋文庫
出版年月 2009年12月
ISBNコード 978-4-497-20913-9
4-497-20913-X
税込価格 5,060円
頁数・縦 320P 22cm

商品内容

目次

1 問題の提起(農村祭祀を都市芸能に押し上げるメカニズム)
2 地域芸能の基礎(南京郊外の儺文化伝承
江蘇省如皋県の童子戯の形成と展開―儀礼・説唱・演劇 ほか)
3 地域を越える芸能、都市芸能へのみち(馬潜龍太子の物語―「説唱詞話」は何を語ったか
白蛇伝と宋代の杭州 ほか)
4 より広い視点から(詩讃系文芸と楽曲系文芸
近世における社会の都市化と宗教の世俗化)

出版社・メーカーコメント

明清時代の文芸と地域社会との結びつきのあり方について、民間文芸の現地調査や、古典戯曲・小説の研究をもとに報告する。

著者紹介

田仲 一成 (タナカ イッセイ)  
1932年生まれ。東洋文庫研究員。日本学士院会員、東京大学名誉教授
小南 一郎 (コミナミ イチロウ)  
1942年生まれ。東洋文庫研究員。龍谷大学文学部教授
斯波 義信 (シバ ヨシノブ)  
1930年生まれ。東洋文庫研究員。財団法人東洋文庫文庫長、日本学士院会員、大阪大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)