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原子力都市

出版社名 以文社
出版年月 2010年3月
ISBNコード 978-4-7531-0276-1
4-7531-0276-9
税込価格 1,760円
頁数・縦 189P 19cm

商品内容

要旨

核の時代の街を歩く。私たちはなにを失い、なにを生み出したのか?気鋭の思想家が描く現代日本地理。

目次

柏崎
(旧)上九一色村―サティアン跡

―砂丘 演習
京都
むつ
川口
―日本ピラミッド
硫黄島
広島
両国
隅田川テラス―恐山
圏央道
つくばジャンクション
藤里町
厚木
幽霊病院

出版社・メーカーコメント

異彩を放つ在野の思想家・矢部史郎が日本各地を自らの足で訪ね歩き、その土地土地でインスピレーションを受けながら、自身の積年のテーマであった「原子力と都市」について思いをめぐらせ書き上げた渾身の異色作。; ;本書に収められたエッセーは、2006年から2年間のあいだ、いくつかの土地を歩き書いたものだ。; ;どんなところであれ、人が生きる土地には人の手が加えられていて、都市化されてきた歴史がある。都市の歴史はいくつかの時代が地層をなして折り重なっているものだろう。そして、歴史とは現在を基点にして遡っていくことでし

著者紹介

矢部 史郎 (ヤブ シロウ)  
1971年生。90年代からさまざまな名義で文章を発表し、社会運動の新たな思潮を形成した一人。高校を退学後、とび職、工員、書店員、バーテンなど職を転々としながら、独特の視点と文体で執筆活動を続けている。人文・社会科学の分野でも異彩をはなつ在野の思想家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)