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移民と政治 ナショナル・ポピュリズムの国際比較

出版社名 昭和堂
出版年月 2011年1月
ISBNコード 978-4-8122-1066-6
4-8122-1066-6
税込価格 3,850円
頁数・縦 281,5P 22cm

商品内容

要旨

グローバル化が進む国際環境の中で、移民排斥問題の現状と課題を分析。定住外国人問題への対応など、今後の日本の基本的な政策のあり方を考える上で、多くの価値ある示唆を与える。

目次

第1章 ナショナル・ポピュリズムとリベラル・デモクラシー―比較分析と理論研究のための視角
第2章 イギリス国民党の現代化プロジェクト―極右急進主義からナショナル・ポピュリズムへ
第3章 エルンスト・ハッセとナショナル・ポピュリズム―全ドイツ連盟からの連想を中心に
第4章 オーストリアの移民問題とナショナル・ポピュリズム―自由党の「ナショナルな」主張とその背景
第5章 ロシアのナショナル・ポピュリズム運動―人種差別問題との関連において
第6章 現代アメリカにおける移民受け入れ拡大政策とその反動―ポピュリズム、理念、選挙
第7章 タイのナショナル・ポピュリズム―その兆しについて
第8章 移民からみたナショナル・ポピュリズムと多文化主義―在英米インド系移民のイメージと適応戦略
第9章 外国人参政権を推進する「ナショナル・ポピュリズム」―盧武鉉政権下の韓国の事例から
第10章 日本におけるポピュリズムと「外国人問題」―その距離をめぐって

出版社
商品紹介

グローバル化された国際環境の中での移民受け入れ国における移民排斥を中心とした移民問題の現状と課題について分析。

著者紹介

河原 祐馬 (カワハラ ユウマ)  
1960年兵庫県生まれ。京都大学大学院法学研究科修士課程修了。現在、岡山大学法学部教授
島田 幸典 (シマダ ユキノリ)  
1972年山口県生まれ。京都大学大学院法学研究科博士後期課程中途退学。現在、京都大学大学院法学研究科准教授
玉田 芳史 (タマダ ヨシフミ)  
1958年岐阜県生まれ。京都大学大学院法学研究科博士後期課程中途退学。現在、京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)