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戦争と和解の日英関係史

出版社名 法政大学出版局
出版年月 2011年7月
ISBNコード 978-4-588-37709-9
4-588-37709-4
税込価格 5,720円
頁数・縦 318P 22cm

商品内容

要旨

“敵”から“友”の関係を築くために!いまなお日英間で燻りつづける、旧日本軍による英軍捕虜虐待の問題。大戦期から今日にいたる日英関係を多面的に問いなおし、戦後和解の構築に向けて日英独の研究者が共同で探求する。

目次

「敵」から「友」へ
第1部 戦争と対立(第二次世界大戦と独英・日英和解
対日戦におけるイギリスの興亡
日本軍による欧米人捕虜虐待の構図
日本軍による“白人”捕虜虐待をめぐるイギリスの対応
ビルマ・親英でも親日でもなく
東南アジアにおける日英のディレンマ、一九四五年以後)
第2部 講和と和解(日本の国際社会復帰と日英関係
日英の経済・軍事関係―一九四五〜一九六〇年
戦後日本知識人にとっての日英和解―竹山道雄の場合
日英和解とメディア
日英和解と日中和解
グローバル化時代の日英関係)
日英関係の過去・現在・未来

出版社
商品紹介

第二次大戦期から今日にいたる日英和解のプロセスを国際的・国内的なレベルで問い直し、「敵から友へ」の関係性の構築を探求する。

出版社・メーカーコメント

第二次世界大戦期、アジアを舞台に戦火を交えた日本と英国。とりわけ、泰緬(たいめん)鉄道建設時の日本軍による英軍捕虜虐待をめぐっては、いまなお両国のあいだで燻り続けている大きな問題である。本書は、大戦期から今日にいたる日英和解のプロセスを国際的・国内的なさまざまなレヴェルで問い直し、「敵」から「友」への関係性の構築に向けて日英独の研究者が共同で探求する。

著者紹介

小菅 信子 (コスゲ ノブコ)  
1960年東京生まれ。山梨学院大学法学部政治行政学科教授。近現代史、国際関係論、平和研究
ドブソン,ヒューゴ (ドブソン,ヒューゴ)   Dobson,Hugo
1971年ゲイツヘッド生まれ。シェフィールド大学教授。日本をめぐる国際関係論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)