『沙石集』諸本の成立と展開
| 出版社名 | 笠間書院 |
|---|---|
| 出版年月 | 2011年10月 |
| ISBNコード |
978-4-305-70564-8
(4-305-70564-8) |
| 税込価格 | 13,200円 |
| 頁数・縦 | 505,8P 22cm |
商品内容
| 要旨 |
鎌倉後期成立の仏教説話集『沙石集』は、一度完成した後も、無住自身による二度の大改訂と後人による改変によって、記述に差異のある伝本が多数存在している。本文の成り立ちや立ち位置もわかりないまま、論拠として使用する研究状況に警鐘を鳴らし、現存の全十一写本について、前後関係を解明し系統化する。『ささめごと』や西鶴の諸作品、『醒睡笑』にも引用され、現在ではフランス語訳、英訳もなされるなど、後世多くの読者を獲得し、日本史・宗教史・思想史等の分野にも影響を与えてきた『沙石集』を扱う際の必読書。 |
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| 目次 |
『沙石集』伝本研究の現在 |


