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日本の借金わが家の税金わたしの年金 とにかく、みんなで考えよう!

出版社名 中央経済社
出版年月 2012年5月
ISBNコード 978-4-502-05670-3
4-502-05670-7
税込価格 1,650円
頁数・縦 183P 21cm

商品内容

要旨

日本の借金はいくら?財政、税金、年金の疑問を丁寧に解説。

目次

第1章 わが国の「経済システム」はすでに破たんしています―わが家の家計も楽じゃないけど、わが国の経済も崖っぷちってホント?(わが国をわが家にたとえると「年収814万円、借金7,726万円」
国の予算は90兆円ではない、ほんとうは230兆円!
国の経済システムはすでに破たんしている
政府の決算報告は翌年度の11月20日頃…、遅くない?
4年前まで「純計」を経費別に管理していなかった財務省
消費税が18%になってやっと財政赤字が消える)
第2章 わが家の住宅ローンは年収の3倍、わが国の「借金」は税収の10倍?―国の借金が累計1,000兆円を超える勢いって、こんな国家に誰がした?(予算と決算のほかに「財務書類4表」がある
取り返したいのはマイナスの「純資産」
国の純資産を食いつぶす「費用」の正体
「国の借金」は、すべて「国民の借金」?
現実離れしている国債の「60年償還ルール」
経済の問題は「お金が回っていない」こと)
第3章 税収の現実と税制の理想は両立しない―減り続けてきた税収、増え続けている社会保障給付と公債残高のゆくえは?(不景気でも税収が減らないのは消費税だけ
「所得税」の負担率が上がっていく
所得税の基本的なしくみと問題点
女性の働き方に悪い影響を与えている税制
個人「住民税」の課税制度には問題あり
わが家に「相続税」の悩み…、富裕層の仲間入り?)
第4章 社会保障の「目的税」にすべきではない消費税―介護サービス業を起業した叔父さんの悩み、なんてミステリアスな消費税(「消費税」は付加価値税と呼べるのか
「消費税」のそもそものしくみ
消費税の「益税」という問題
消費税は低所得者に対して冷たい税制?
こっそり値上げされる消費税の「非課税取引」
消費税は地方税としての性質を持つ税金)
第5章 知らなかった!「年金」の不安と不満―私も来年は成人!大人として国民年金に加入する義務があるそうです(保険料を支払う前に、もらう年金が心配
成り立っていない「社会保険」システム
祖母2人を比べると、まるで不公平な年金制度
国民年金の「繰り上げ受給」を悔やむ元気な祖母
社会保障に依存して「格差」は解消されている)

著者紹介

高下 淳子 (コウゲ ジュンコ)  
外資系コンサルティング会社(監査法人)などに勤務ののち独立開業。税務会計の顧問業、経営コンサルティング業のほか、企融機関、商工会議所、各種同業者団体、官公庁等の講演・セミナー講師、企業内研修の企画実施などで活躍中。税理士・米国税理士・CFP(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)