• 本

終末期と言葉 ナラティヴ/当事者

出版社名 金剛出版
出版年月 2012年6月
ISBNコード 978-4-7724-1256-8
4-7724-1256-5
税込価格 3,300円
頁数・縦 242P 19cm

商品内容

要旨

2011年11月、食道がんでこの世を去った気鋭の心理臨床家・高橋規子と、精神腫瘍医・小森康永のメール往復書簡を中心にまとめられた本書は、刻々進行するがんと「終末期」の時間を縦糸に、「当事者」が語ることの可能性を横糸に織り上げられた一つのナラティヴ実践である。

目次

第1部 われわれはどこから来たのか(原家族原風景
原家族再訪)
第2部 われわれは何者か(著者たちの素顔
コラボレイティヴ・アプローチは、いかにして実践しうるのか―筆者の、治療者としての思考のあり方を手がかりとした考察
ナラティヴ・アプローチは、いかにして実践しうるのか
「友人Dの研究」とその後)
第3部 われわれはどこへ行くのか(2011年7月
2011年8月
2011年9月
2011年10月
2011年11月)
第X章 友人Dの研究

著者紹介

高橋 規子 (タカハシ ノリコ)  
1986年学習院大学文学部心理学科卒業。民間相談所カウンセラーを経て、1995年カウンセリングルーム心理技術研究所開業。臨床心理士。日本家族研究・家族療法学会評議員、日本ブリーフサイコセラピー学会理事、サンタフェNLP/発達心理学協会認定プラクティショナートレーナー/マスターIトレーナー。2011年11月13日逝去
小森 康永 (コモリ ヤスナガ)  
1985年岐阜大学医学部卒業。以後同大学小児科に在籍。鳥取大学脳神経小児科、メンタル・リサーチ・インスティチュート(MRI)等で研修。1995年名古屋大学医学部精神科へ転入。愛知県立城山病院を経て、現在愛知県がんセンター中央病院緩和ケア部精神腫瘍診療科。日本家族研究・家族療法学会評議員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)