江戸川で聴いた中野ミツさんの昔語り 現代昔話継承の試み
出版社名 | 瑞木書房 |
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出版年月 | 2012年6月 |
ISBNコード |
978-4-87449-185-0
(4-87449-185-5) |
税込価格 | 2,750円 |
頁数・縦 | 278P 21cm |
商品内容
要旨 |
本書は「江戸川区で聴いた」「中野ミツさんの越後語り」として纏める。ミツさんの内藏文化としての越後の昔話が、現住地・東京江戸川区で声の文化として聴き手を得、語りが開花する道を辿る。特徴としたのは「昔話を聴く・聴かせる」継承の意味深さであった。「語り手」と「聴き手」の関わり、人間関係、コミュニケーション文芸としての昔話・口承文芸の存在感を探る。集合体としての都市・江戸川区における新たな文化継承の試みを探る営み、今、此処の昔話継承、耳による現代語り構築の記録でもあった。 |
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目次 |
1 「中野ミツさん」を聴く(出会い―尻尾の釣り |