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恵庭OL殺人事件 こうして「犯人」は作られた

出版社名 日本評論社
出版年月 2012年6月
ISBNコード 978-4-535-51910-7
4-535-51910-2
税込価格 2,200円
頁数・縦 345P 19cm

商品内容

要旨

「恋人を奪われ嫉妬に狂った殺人犯」として逮捕・起訴され有罪判決を下された女性。改めてその捜査と裁判の全経緯を検証しても、曖昧な情況証拠と大雑把な「可能性」だけで犯罪事実を認定した判決で誤判としかいいようがない。再審への道は彼女のためにある。

目次

第1部 「恵庭裁判」を総括する(事件の発覚
事件の二日後に容疑者に
一審公判
弁護側の反証
論告・求刑・弁論
初動捜査の影:北海道警察の負の遺産
一審判決
一審判決の批判:「可能性」で有罪とした一審判決
控訴審公判
控訴審判決
上告審
上告棄却決定)
第2部 「恵庭裁判」を検証する(いびつな証拠構造:恵庭OL殺人事件有罪判決
恵庭OL殺人事件の法医学鑑定
証拠開示の原則と恵庭OL殺人事件)

出版社
商品紹介

恵庭市で発見された焼死体。見込み捜査と誤った刑事裁判、そして過熱報道が被告人を有罪にした。裁判の問題を指摘し、無罪を求める。

著者紹介

伊東 秀子 (イトウ ヒデコ)  
1943年中国(現長春)生まれ。東京大学文学部卒業後、東京家庭裁判所調査官を経て、1979年司法試験合格。1981年弁護士登録。1990〜95年まで衆議院議員2期を務める。1995年に弁護士業を再開し、刑事事件の他、医療過誤・行政・労災事件等多くの民事事件に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)