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宿業の思想を超えて 吉本隆明の親鸞

サイコ・クリティーク 18

出版社名 批評社
出版年月 2012年7月
ISBNコード 978-4-8265-0564-2
4-8265-0564-7
税込価格 1,870円
頁数・縦 175P 19cm

商品内容

要旨

追悼吉本隆明―吉本隆明は現代の親鸞である。

目次

1 吉本隆明の死(吉本さんとの縁
戦後の呼んだ奇蹟―吉本隆明は、これからの時代を拓く不可欠な存在として、現代の親鸞になった
吉本隆明の“ひきこもれ”
日常営む大衆の一人―私と吉本隆明さん
何があろうと一人で立つ―時代が呼んだ奇跡の思想家
現代の親鸞―大衆の救い、一人考える)
2 宿業の思想(吉本隆明の仕事・人間について
吉本隆明「存在倫理」をめぐって
造悪論のこと―吉本隆明「存在倫理」の理解に向けて
普遍悪の概念をめぐって―親鸞と吉本隆明)
3 自己表出・指示表出(関係論として読む―『言語にとって美とはなにか』をどう読むか
自己表出・指示表出、そしてイノセンスの表出
物象について
“意味の影の流れ”について
傷としての記憶)

著者紹介

芹沢 俊介 (セリザワ シュンスケ)  
1942年東京生まれ。1965年上智大学経済学部卒業。文芸・教育・家族など幅広い分野の評論で活躍。現代の家族や学校の切実な課題、子どもたちの問題を独自の視点で捉えている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)