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新しい公共・非営利のマーケティング 関係性にもとづくマネジメント

碩学叢書

出版社名 碩学舎
出版年月 2013年4月
ISBNコード 978-4-502-47910-6
4-502-47910-1
税込価格 3,740円
頁数・縦 306P 22cm

商品内容

要旨

関係性からの再構築。40年以上前の概念拡張論争から問い直す。あのとき、一体どういう未来が見いだされていたのか。顧客概念の刷新にまで迫る、マーケティング研究のまったく新しい可能性。

目次

第1部 関係性概念の意義(公共・非営利組織のマーケティングと関係性概念
地域観光組織をめぐる関係性:下関観光コンベンション協会にみる目的地マーケティングの実践
関係性から捉える商店街と商業論の可能性:長田神社前商店街におけるポイントカード事業の展開
コミュニティが可能にする教育:NPO法人シブヤ大学にみる関係性の構築)
第2部 公共・非営利性の定義可能性(デ・マーケティングの逆説と非営利性の営利性
実践の中に見いだされる非営利性と営利性:山梨のワインツーリズムにおける地域の魅力の再構成プロセス
関係性を分離・結合する通貨の可能性:アトム通貨の仕組みと広がり
まちづくりを可能にする小売業の外部性:元町商店街(協同組合元町SS会)の歴史的考察)
第3部 顧客概念の再構築(関係性概念の徹底と顧客概念の相対化
保育の質をめぐる顧客概念の再検討とパートナー志向:あけぼの保育園における関係性の構築
行政組織のマーケティングとマーケティング言説:八王子市産業政策課における関係性の構築
ミッションとマーケティング:アトリエ インカーブにおけるミッションの不変性と可変性)

出版社
商品紹介

非営利組織のマーケティング活動の理論的基礎として関係性に注目し、理論を再構築した労作。

著者紹介

水越 康介 (ミズコシ コウスケ)  
首都大学東京大学院社会科学研究科准教授。2000年神戸大学経営学部卒業。2005年神戸大学大学院経営学研究科博士後期課程修了・博士(商学)
藤田 健 (フジタ タケシ)  
山口大学経済学部准教授。1995年大阪経済大学経営学部卒業。1998年神戸大学大学院経営学研究科博士後期課程中退・修士(商学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)