移転価格の経済学 BEPS問題への対応と無形資産評価
出版社名 | 中央経済社 |
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出版年月 | 2014年5月 |
ISBNコード |
978-4-502-09730-0
(4-502-09730-6) |
税込価格 | 5,500円 |
頁数・縦 | 480P 22cm |
商品内容
要旨 |
移転価格問題という国境を越えた税金(法人所得税)の奪い合いは、企業からみて非常に困難な問題であったが、一部の企業ではその対応力を高めた結果、どの国でも税金を払わないといういわゆるBEPS(税源浸食と利益移転)の問題が、近年急速に注目を集めている。また、特に無形資産取引の重要性の増大、バリューチェーンの中で本社や本国を通らずに海外で生産して販売する外‐外取引の増大など、従来型の移転価格対応で困難とされてきた領域に、ますます焦点が当たるようになってきている。このような中で、特に事業活動から生み出される付加価値と移転価格との整合性をどのように確保するか、そして移転価格の妥当性の検証のための客観的な手法をどのように適用するかなどを含めて、移転価格コンサルティングの経験から移転価格に関連するさまざまな論点についての考え方や対応方法について、関連者間取引の実態、実務に立脚して解説した。 |
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目次 |
見直される移転価格の原則 |
出版社 商品紹介 |
OECD等の議論を踏まえ、移転価格問題に対する経済原則に基づく分析手法を明らかにする。 |