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受難の子ども いじめ・体罰・虐待

出版社名 一藝社
出版年月 2015年2月
ISBNコード 978-4-86359-092-2
4-86359-092-X
税込価格 1,980円
頁数・縦 224P 21cm

商品内容

要旨

子どもが危ない!気鋭の筆者12名が“具体的事例”を掲げ、社会学、思想史、心理学、教育学、哲学、比較法学などを駆使して多角的に提言。

目次

時代と子ども〜「問題行動」と正しく向き合うために
第1部 子どもといじめ(なぜ、いじめは起きてしまうのか
わが子がいじめにあったとき―親の視点から
「いじめ」をとおして、学び、つながる)
第2部 子どもと体罰(子どものいたずらと罰―罰なき時代の暴力というアイロニー
「暴力のない教育」への法制度改革―ドイツの事例を中心に
体罰の思想史―教師の体罰はなぜ許されないのか)
第3部 子どもと虐待(子どもの虐待と母親支援
孤立する母親と児童虐待
児童虐待は家庭の問題なのか―社会の責任を問う)
第4部 子どもの逸脱と排除(女子中学生の逸脱行動―何が彼女たちを“援交”に誘ったのか
学校に入れない子どもたち―北京市における「農民工」の教育問題
「社会的養護」の課題と問題―土屋敦著『はじき出された子どもたち』を読む)

著者紹介

宮寺 晃夫 (ミヤデラ アキオ)  
1942年生まれ。1973年東京教育大学大学院教育学研究科博士課程満期退学。現在、筑波大学名誉教授。専攻は教育哲学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)