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近世民家普請と資源保全

出版社名 中央公論美術出版
出版年月 2015年2月
ISBNコード 978-4-8055-0730-8
4-8055-0730-6
税込価格 11,000円
頁数・縦 308P 22cm

商品内容

文学賞情報

2016年 第20回 建築史学会賞受賞

目次

序章 資源保全からみた民家史研究
第1章 飛騨国の民家普請における「家作木」の規制
第2章 普請語彙にみる民家のライフサイクル
第3章 番所普請の木取仕様帳
第4章 古家と古材の再利用
第5章 普請に備えた「囲木」
第6章 江戸近郊における民家の耐久性獲得
第7章 「潰家」の再建と「分散」
第8章 名主日記にみる民家の維持
終章 耐久性を備えた町並みの成立
資料編 飛騨地方の民家絵図集

出版社・メーカーコメント

江戸時代において、民家は建てられた後にどのような生涯を辿ったのか。資源保全から近世の民家普請を解明し、木造建築である民家の独特な生涯像を浮かび上がらせ、当時の「建築に対する生命観」を提示する。飛?国の民家普請における「家作木」の規制. 普請語彙にみる民家のライフサイクル. 番所普請の木取仕様帳. 古家と古材の再利用. 普請に備えた「囲木」. 江戸近郊における民家の耐久性獲得. 「潰家」の再建と「分散」. 名主日記にみる民家の維持

著者紹介

中村 琢巳 (ナカムラ タクミ)  
1977年東京に生まれる。2007年、東京大学大学院工学系研究科建築学専攻博士課程修了、博士(工学)。日本学術振興会特別研究員(PD)、立命館大学ポストドクトラルフェローを経て、公益財団法人竹中大工道具館研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)